働き方・ワークスタイル

絵本を作った、働き方を変えた、2017年をふりかえってみる

2017年が終わろうとしている。思えば2016年の暮れだったか、テンジン大学のボランティアスタッフに応募してきた女性が「四柱推命」の勉強をしていてけっこう詳しかったので、調べてもらった。2016年と2017年はけっこう苦労しますね、でも2018年からそれを抜け出したかのように・・・。

 

そんな印象から始まった2017年が終わろうとしている。さて、今年はどんなことをやってきたのか、自分のためにふりかえってみよう。

 

絵本をつくった

なんと言っても一番の出来事はこれです。絵本のタイトルは「のったよ!ふくおかタイムスリップ号」。構想2年+製作1年で福岡市共働事業提案制度という仕組みを活用し、実行委員会を立ち上げプロジェクトとしてやりました。クラウドファウンディングも行い資金調達、脚本のおおもとは僕がつくり、それに味付けしたり歴史的検証を専門家とともに加えていったり。とは言え、これは2016年の話。2017年は最後の仕上げ、イラストの総仕上げ段階から印刷・製本そして「広報」です。

 

プレスリリースを作成し、複数のメディア関係者に伝達したところすぐにリアクションがあり、WEBメディア・新聞が取り上げてくれ、そこから波及してラジオやテレビにも出ました。製作した絵本は原則、福岡市内の博物館・図書館・全小学校の図書室・公民館(100館程度)・その他市の施設などに設置。余った分を市博物館で限定販売したところ、大反響で1カ月ちょっとですべて在庫を売り切るという、売店の方からは「ベストセラー以上です」というコメントまで飛び出しました。

参考) 福岡の歴史絵本「のったよ!ふくおかタイムスリップ号」

 

北九州市立大学の特任教員が終わった

講義をする先生ではなく「地域活動やプロジェクトという実践を教育プログラムとして提供する先生」を2013年4月~4年間の期限付きでやっていました。文部科学省の事業で、北九州市小倉北区の魚町商店街に「まなびとESDステーション」という大学生たちの活動拠点ができ、そこに週2日勤めていました。2017年3月末で終え、今は「特別講師」という名前に変えて、月に1度北九州へ行っています。

参考) 北九州市立大学・特任教員の任期が終わったので振り返ってみた

 

福岡市科学館がOPENした

2017年4月より福岡市科学館コーディネーターという役職をいただき、科学館を拠点とした外部(教育機関や施設や企業や人)とを「つなぐ」という仕事を始めました。これまで文系職種の人たちに囲まれ、一緒に仕事をしてきたんだな~と自覚するくらい、理系関係の方と出会い、専門用語も飛び交うような打ち合わせも増えました。でもおかげで、新たに福岡市内の複数の高校へ訪問したり、科学に関するイベントを企画したり、レポート書いたりなどができ、自分の中に眠る理系脳(実は高校のときに一番得意だったのが数学・物理・化学)が揺り起こされました。

 

まちづくり駐輪場を福岡で立ち上げる!?

北九州から起こった駐輪場経営のNPO、タウンモービルネットワーク北九州というところにもアドバイザーという役職をいただくことになり、「福岡でまちづくり駐輪場を立ち上げる」ために動くようになりました。天神・博多の明確な課題が自転車流入量が多い割りに、多くの商業施設・ビル・行政でさえも「自転車は迷惑モノ」という認識で、でも視点を変えたら駐輪場をしっかりハードとソフトでやれば、迷惑モノの自転車が収益を生むビジネスでもあるのです。

 

これは相談や依頼があったわけではなく、個人的に天神地区で「持続可能なまちづくり」をやるには?と、これまで2006年からWeLove天神協議会に関わってきて、辿り着いた答えであり、それを実現できるかなり角度の高い方法!それが「駐輪場をエリアで経営・マネジメントし、収益でまちづくりの資金源としてまわす」というモデルです。いろいろ資産した結果、天神・博多エリアは十分に収益化ができます。とはいえ、条例や既存の設置状況から抜け出す糸口がわずかずつしかつかめてなく、やや難航中です。

 

九州産業大学で15回の講義「ビジネス入門」を担当

この9月より毎週木曜日に3コマ同じ内容を、1講義あたり200人前後いる「商学部の1年生の必修科目」で教えることに。なぜ自分がビジネス入門?15回の大人数講義でいったいどうやったら学習効果を高められる?というか1講義200人前後で、計600人超えてる履修登録者の成績付けを想像しただけで鼻血出して倒れそうなので、どこまで「効果」を残しつつ業務効率化をはかるかのチャレンジ。改めて自分がこれまで経験してきたこと、学んできたことをすべて体系化して詰め込みました。これ、今後もいろいろな場面で使えそう。とはいえ、めちゃくちゃハードな割りに予算は限られており、アシスタントを付けないと回せないのですが雇い、ゲストも呼んで、これらを自分の財布から出していたのでほぼボランティアに近く。。。来年は同じ状況だとやらない!と決めました。何気にこれが一番ハードでした。

参考) ラーニングファシリテーターとして大学の授業「ビジネス入門」の講師をしています

 

働き方が変わり、お金への向き合い方が変わった

この1年間、いろんな新しいことをやり始めたりしてきましたが、大きく「働き方」が変わったのでやはり習慣が変わるのは大きいですね。あと、仮想通貨をもう失っていいや、という少額程度を試しに購入して(今も抱えたまま)みたところ、この12月にビックリするくらい上がってます。また、中国ではキャッシュレスがすさまじい勢いで伸びてることも含め、お金の価値観が揺らぎました。

 

2018年に向けて

九州産業大学のビジネス入門が1月で終わります。来年度も要請が来たら交渉はしますが、予算は限られてるでしょうからなくなるものと思って、空いた時間を別の新しいことに使いたい。その新しいことは、自分が比較的「話題を起こす」「ネットワークが多様」「イベントやコミュニティやプロジェクトづくりが得意」なので、PRの仕事をもう少し踏み込んで学びたい!と思っています。そのために、年明けて履歴書的なものを作成して、固定給はいらない外部社員的なカタチでこのPRの仕事をいくつかつくろうと思っています。

 

加えて「講演活動」ももう少し力を入れていきたい。やはりリアルに対面しての情報伝達はもちろん、ラーニングファシリテーターとしての場づくり・人づくりをもっと多い頻度と精度でやっていきたいなぁと。ビジネスセミナー的なところからも呼ばれるようになってきましたし、ここにきて自分の「福岡の街に歴史から統計データから詳しい」というのが相当役に立ち始めました。

 

ファシリテーター育成・養成をもっと積極的に行っていきたい!とも思っています。福岡で若手でファシリテーションの現場を、いろんなパターンで踏んで応用が利くような人材をもっともっと、福岡から輩出せねば!(自分もそんなことを言い出すくらいなので、もっと成長せねば!)

 

今年11月に、元?テンジン大学で理事もやり授業コーディネーターもしていた「まっくす」こと東くんとともに、これまたテンジン大学で授業コーディネーターをしている白石さんがモデレーターとなった「ファシリテーション」がテーマのイベントに登壇したレポートがなかなかおもしろい!から最後に紹介して終わります。

外から目線で退屈なミーティングを劇的チェンジ! ファシリテーターの魔法で楽しく、意義あるチームを作ろう

 



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