SDGs

【動画あり】ダイバーシティーは企業やまちの何を変えるのか?

あなたの友人・知人に、次の4つの苗字を持つ方は何人くらいいますか?鈴木さん・佐藤さん・高橋さん・田中さん。この4つの苗字は日本苗字人口ランキングで上位1~4位の苗字です。その4つの苗字の合計人口は約660万人くらい。きっと周りに何人もいると思います。

この約640万人って、日本の総人口の約5.5%くらい。ちなみに自分だったら、20人くらいはざっと思いつきそうです。

では、あなたの知人・友人に性的マイノリティな方は何人くらいいますか?障がいを持つ方は?

電通ダイバーシティ・ラボが全国の20〜59歳の男女69989人を調査しての統計なので、統計上は日本人口をほぼカバーしている結果として「性的マイノリティの出現率は7.6%」と出してます。(その前の電通総研の調査でも5.4%)

「そんな人いない」と回答してしまっていたなら、あなたはとても同質性の高い組織やコミュニティの中でしか生きていないか、カミングアウトされない人間関係しか築いてこなかったということ。。。というキツイ言い方は置いておいて(そんなこと思ってないのでお気になさらず)。実際にはこれくらいの人たちが、何かしらのマイノリティ性を抱えて生きていたりするということです。

福岡の真ん中でダイバーシティを叫んでみた!

2021年11月18日(木)、福岡の都心部再開発「天神ビッグバン」が進む天神地区のエリアマネジメント団体で、非常勤事務局員としてコミュニティ推進の役をしていることもあり、ここ最近「ダイバーシティ」の言葉の広がりが出てきているなーと感じたため、こんなトークセッションを企画しました。

企画・モデレーターを務めさせていただき、登壇者はこのような方々。

三浦 暢久 氏 / 九州RAINBOWPRIDE実行委員会代表

近藤 茜 氏 / (株)ミライロ

壁村 みどり 氏 / スターバックス コーヒー ジャパン(株) 福岡オフィス

朴 ソンミン 氏 / We Love 天神協議会 事務局

自分も含めた登壇者のタグを出してみると・・・

男性、女性、ゲイ、外国人、外資系企業、地元インフラ企業、ユニバーサルデザイン、フリーランス、NPO…

福岡において多様性ある登壇者のトークセッションってあまり見たことがなかったので、ないなら自分で企画してみよう!とやってみました。そして、家庭・生活・社会におけるダイバーシティの話ではなく、「会社という組織」や「福岡というまち」という視点でダイバーシティをそろそろ語っても、スーツを着たオジサマたちも興味そろそろ持ってくれるんじゃないか?という期待もあり、張り切って企画をしました。

がしかし・・・。参加申込者に、スーツを着た男性は少数派でした。経営者はじめ、マネージャークラスの方々にも参加して欲しかったし、まちづくり系の方なら必須キーワードと思っていたのですが、福岡はまだまだなんだろうな・・・と少しショック気味です。

ダイバーシティがあると組織はどうなる?

今回、We Love 天神協議会の会員企業でもあるスターバックスコーヒージャパンの壁村さんに、「私でいいんですか?」と言われながらもお願いして登壇していただき、普段の社内の「当たり前」について話してもらいました。

なぜお願いしたのか?は、「外資系」であること・アメリカの株式市場に「上場している」こと、です。海外、とくに欧米系の株式市場に上場しているグローバル企業は、ダイバーシティ経営はむしろ根幹であり、当たり前。これがないと投資会社から資金を引き揚げられるので、毎年レポートも含めしっかりと出してます。

日本もようやく上場している企業にはこの国際社会における「当たり前」がじわじわ来ていますが、とは言え多くの企業がいまだに役員に女性が1人もいなかったり、いても社外取締役だったりで形だけなので、ダイバーシティ経営にはまだまだ距離があるのを感じます。

この「ギャップ」をこのトークセッションで明らかにしたかった!という意図通り、壁村さんの発言で「そんなことが・・・」みたいに感想持ってくれた方もおりました。

調べればいくらでも出てくるので、ダイバーシティーがあるとどんな組織になっていくのか?はここでは詳しく書きません。でも、ダイバーシティーを実装する組織にしていくためには、そもそも同質性の中にいる方々だけでは無理です。少しでも外部の人間として、自分自身が複業家でありフリーランスであり、NPOを経営していたりと異質性を持っているので、ダイバーシティーに取り組みたい組織のお手伝いができればなー、意識も持ってほしいなーと思っています。

またどこかで懲りずに企画したり、登壇したりせねばな、とリベンジに燃える機会になりました!

追記!動画が公開されましたので、ここにペタっと!



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