SDGs

SDGsオンラインセミナーの講師

九州SDGs経営推進フォーラムという経済産業省・九州経済産業局が主宰の会員組織(登録無料)があります。2019年にシンポジウムがあり、2020年に正式に立ち上がった組織ですが、このシンポジウムの中で配布された「九州SDGsアクションガイド」というものがあります。

これは、九州内の企業や自治体でSDGsのアクションをしている事例集になっていて、組織としてどのようなコンセプトや設計をしてやってるのか?というのがわかりやすく解説されているものです。

PDF:九州SDGsアクションガイド(九経局WEBサイト)

2019年年初に「お話聞かせてください」と突然、経産省・九経局から連絡があり、自分なりのSDGs×経営についてお話したときのインタビューが、上記のアクションガイドに「メッセージ」として掲載されています。

全国放送のテレビにも出ているソーシャルビジネスのボーダレスジャパンの田口さんや、いろんな自治体のSDGs的な取り組みの支援してる原口唯ちゃん、福津市をSDGs未来都市に選定される推進役となっている副市長の松田さん、その3人を差し置いてトップバッターで「メッセージ」に載ってしまったのですが。

その内容はこちらにも掲載しています

この「九州SDGs経営推進フォーラム」は、会員登録申請をすればどんな企業や団体でも入会できるものですが、こちらのアドバイザー的なことを、福岡市出身で外務省→国連→SDGパートナーズを立ち上げて、日本の大企業のSDGs支援をしている田瀬さんと、2009年ごろに福岡テンジン大学を立ち上げようと動いていたときに出会い、当時は大学生だった前述した原口唯ちゃんが務めています。

そんなご縁もあって、2020年9月30日に九経局主催の「SDGsオンラインセミナー」に登壇することになりました。

九州SDGs経営推進フォーラム『 SDGs経営・オンラインセミナー』

本来、セミナーや研修・講座の講師を行う場合は「必ず」と言っていいほど、参加者同士の「対話」の時間をつくるようにしています。セミナーで講演として依頼されても、極力つくります。

理由は明確で、人は、人間は、忘れる生き物ですので「話を聴く」だけでは翌日には大半忘れているのです。(エビングハウスの忘却曲線を引用すると、翌日には74%忘れるそうです)

忘れないようにする、かつ、自分の仕事や生活の中で「使える」ようにしたり「実装」したりできるようにするには、それをイメージして具体的に自分の頭で考え、その考えを自分の言葉で「言語化」するプロセスがあるだけで、数倍も「学習が定着」するのです。

ましてや今回は「SDGs」。2030年という期限が刻一刻と迫る中で、セミナーという一方的に話を聴くだけのインプットなら、読書やYoutube動画で十分でしょう、とすら思うのです。

なので今回は、オンラインでかつ「対話」を促す仕掛けがないシステム(それを指定されている)の中で、どのような話をしていくか、「対話」はできないなりにそれに近い環境をつくれないか、チャレンジしてみようと思います。

と9月30日の前に、9月28日にSDGsに絡めた映画の試写会で「SDGsについて10分程度でしゃべっていただけませんか?」というオーダーが主催の某新聞社から来まして。

コロナ禍で「ニューノーマル」に企業がSDGsをかなり意識しはじめている、とも聞きますので、今後もSDGsで「広める」「繋げる」をどんどんやっていけたらと思います。

参考記事



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