2018年2月18日にPHP研究所よりこのような書籍が発刊されます。なんと書籍紹介の帯には、ホリエモンこと堀江貴文氏と、ブロガーとしても有名で書籍も出してるちきりん氏。書いたのは、僕より年齢が1つ下の「地域でビジネスを活性化させる」仕事をしている木下斉くん。
彼のFacebookの自己紹介には
人生の半分以上、地域で民間による事業、地方が自ら考え行動する政策について取り組んでいます。世間では好き勝手発言するので、狂犬などと言われておりますが、根はかなり内向的でマニアックな研究肌です。
とあります。全国各地で講演はもちろんのこと、地域で課題解決しつつお金も回し人材も育成するような持続可能型ソーシャルビジネスを仕掛けたりするような仕事をしています。彼と出会ったのは、かれこれ6~7年前で福岡市の薬院にある居酒屋でグリーンバードのメンバーの飲み会に行ったら参加していて、そこで出会いました。
彼は2000年に有名になったことがあり、大人なら誰でも知ってる「IT革命」という言葉で流行語大賞を取っているのです、当時彼は高校3年生!なんと高校生のときから商店街に入り込み、地域での持続可能型のビジネスの探求をやってきているから、公金に頼らないモデルをどう組み立てるか?という視点はとても鋭く、地方講演でも「2度と呼ばれなくても良い本質を突く内容」を話すため、狂犬とも言われたりしているみたいです(笑)
福岡は地方最強の都市?
このたび、彼から「福岡の本を書くから取材させて」と相談が来たので、ガッツリ僕が知っている限りの福岡がなぜ今にいたるのか?の歴史を明治以降から話題提供させていただきました。どんな話をしたのか?は、この書籍を読んでいただければわかります(笑)だいたい話したことを軸に、福岡がより独自に成長していく路線に乗っかていった経緯がよくわかります。
彼のすごいところは、僕だけでなく、市役所の部長さんなど含め福岡のいろんなジャンルの人にしっかりと取材し、それの裏をとるため数十冊の書籍を読み、データを集めて辻褄を合わせ、「なぜ福岡が今にいたるのか?」を時代背景から人物から経済から行政政策からの視点でバランスよく書いているところ!
というのも、事前に初稿を読ませてもらったので内容は発売される前ながら知ってしまったという。
僕以外にも取材をしっかりしているし、調べられているので、改めて僕自身も「このときのこの事実には、こんな背景があったのかー」とさらに深めることができました。それ以上に、明治以降、多くの日本の都市が戦前戦後と発展・衰退を繰り返す中で、福岡が常に右肩上がりでジワジワと成長し、今このタイミングで地方最強に躍り出た理由が明確にわかる内容になっています。ポイントとなった転換点というか、大事な出来事みたいなことも伝えたんですが、それもわかりやすく背景含めて書かれていて、感想としては「福岡テンジン大学の教科書にしたい!」と思ったほどです。
どんなことを話題提供したかって?
それは福岡テンジン大学の「天神学入門」や「天神まちあるき」の授業でやった内容がもとになっているし、福岡市博物館の有馬館長と福岡移住計画の須賀さんとクロストークした授業なんかも元になっていて、僕の知識はすべてテンジン大学によってもたらされた内容です。
それが子どもたち向けには(明治というか、稲作開始あたりからだけど)「絵本」という形になって昨年世の中登場しているので!それの大人版という感じですね!
・福岡市に住みたい!
・福岡市で働きたい!
・福岡市で働くことになった!
・福岡市でビジネスしたい!
・福岡がとりあえず好き!
なんて人は、教科書と思って読んでみることをオススメします。でも何より、日本全国の地域づくり・都市づくりをしている人や自治体関係者、政治家さんもとても参考になる内容になっていると思いますよ!
ちなみに書籍に載ってない部分で、番外編を勝手に書きました!