多くの意識高く自己啓発が好きそうなビジネスマンは、だいたい知っている「ストレングスファインダー」。やったことはありますか?2010年にその存在をコーチ・コントリビューション株式会社の市丸くんに教えてもらい、診断をやってみたのが最初だった。
そもそも、ストレングスファインダーって?という人は以下を参照。
ストレングスファインダーとはギャラップ社が40年にわたって行ってきた「人間の強み」に関する研究に基づいて人々に共通する34の資質を言語化し、それを発見するために開発されたツール。
ようするに、世界の多くの人のビッグデータより「人の特徴を34の強み」として切り分け、それぞれの特徴を活かしている人が仕事としても成果が出ている、という自己啓発ツール・組織開発ツール。統計的にここまでのビッグデータを体系化している診断はないし、組織開発にもしっかり使われてるので、一番信頼がおける診断だと思ってる。
8年ぶりのストレングスファインダーは結果が少し変わっていた!
2010年に診断をしたときは、ちょうど福岡テンジン大学を開校させるという直前。フリーランスとして独立して1年とちょっと経ったときだったので、2018年の今は独立して9年、福岡テンジン大学が開校しても8年近くになるわけで。この8年間に仕事の内容もいろいろとバージョンアップしてきてるので、診断結果が変わるだろうは規定路線。どのように変わったのかを見ていこう。
2010年は上位5つの強みしか診断で出していなかったので
・最上志向
・社交性
・運命思考
・ポジティブ
・着想
独立して1年ちょっとだし、まだ福岡テンジン大学立ち上がってなかったし、広告の仕事がメインだったし、年齢も20代後半だったし、そういうのが全面に出てる感じがする。
それが2018年にはこう変わっていた!
(赤が実行力の資質、黄が影響力の資質、緑が人間関係構築力の資質、青が戦略的思考力の資質)
8年前と業界はそんなに変わってないものの、3分2くらい頭の使い方や、動き方が変わったこともあり、やはり順番入れ替わっていた。なにより今回は34の強みを全部診断で出せるようにしてみた(お金をプラスで払うとわかる)。
衝撃だったのが「実行力の資質」が、下位に集中してること!その内容が、公平性や慎重さ回復志向に責任感。これは組織のナンバー2や中間管理職だとヤバいやつじゃないか・・・?上位を見てみると、物語を組み立て周りに影響を与え、より良いものを目指す戦略家。組織のトップや参謀役に向いてる感じだろうか?
ストレングスファインダーの活かし方
8年前にこれに出会い、自分の中で意識してなかった強みが「運命思考」と「着想」だった。意識してなかったけど強みということは、意識すれば結果が出るように再現性が上がるということ。そう受け取ってから、この「運命思考」と「着想」を使ってきた8年間。
そして再び診断して意識してなかったのが「戦略性」「活発性」「学習欲」。まさかこんなに上位に入るとは!と振り返ってみると、近年いろんなジャンルの人から事業の相談されたり、手法を相談されたり、知恵をください的なものや、思考の壁打ち的に相談されるケースが増えていたので、まさにいろんな知識をもとに筋道立てて計画も練れる、というのが出ていたのかもしれない。ということはコレでお金とれるってことか!!
とふりかえってみると、確かに現在は2社の社外社員でそのような仕事もしているので、結果としては「まさに」。34の強みの順番もわかったので、上位10ほどを使いこなして、まだまだ自分の人生をおもしろくしていきたいと思う。