次男が産まれて2週間以上経ちました。長男のインフルエンザを終えて妻・次男と合流したあとは実家に頼らずに、家族4人の生活が始まりました。そして導入した1日6時間以内しか働かない短時間勤務の仕事スタイル。
共働き世帯の男性は短時間勤務がオススメ
まず、専業主婦(女性)+サラリーマン(男性)の世帯では唯一の収入源である男性が育休なり短時間勤務になると収入減になっちゃうのでたいへん苦しいですが、共働き世帯は育休もある人いると思うので、そんな世帯の男性は短時間勤務を進めたいです。僕の知ってる2歳下で、中間管理職もしている男性も週に半分ほどは短時間勤務を率先してとり、職場内で「家族を第一に大事にしてこそ」の文化づくりをしている勇気ある人がいます。
まず新生児は2~3時間おきに起きて泣いて母乳ないしミルクをあげるので、お母さんはたいへんです。赤ちゃんによってだいぶ個人差あるし(よく泣く子・よく寝る子)、女性も体力や精神的タフさの個人差があるので、表面化しにくく、今まで「それが当たり前で、子どもも産んだ母は必ず通る道」として耐える文化になってる?ので、あまり気にしてないのが世間一般であり、男性諸氏であり、まだ経験のない人たちのイメージだと思います。
でも人間「寝れない」のが一番のストレスなんですって!
僕も妻の夜中の母乳&ミルクのときは、可能な限り(寝てて気づかないこともあるけど)、起きてミルク作ったりしています。毎日若干の寝不足や、朝寝坊します(笑)
初めての子育ては女性にとって不安がいっぱい!
自分の妻を見ていて、かつ周りの初産経験の友人知人男性に聞くと、「女性のわからないがゆえの不安でいっぱい感」がよーくわかりました。次男が出てきて、長男のときとの違いに如実に感じます。(なるほど!こうやって2人目、3人目と慣れていくわけね~って感じ)
男性がパートナーとして、何もしてやれなくても「そばにいる」「もしものときは動けるようにしとく」「姿勢を見せる」だけで、どれだけ不安が和らぐか、というのも経験して初めてわかります。
で、僕自身は2人目が産まれたわけですが、長男を朝保育園に送り、そのまま仕事をし、夕方には迎えにいって、(家に連れて帰っても妻に甘えようとするので)外で遊んで帰ります。この、今までは仕事をしていた時間帯に子どもと遊ぶというのは、精神的にも肉体的にも非常にオススメです!!
「子どもにとっての“いま”はまさに今しかない」わけです。そして2歳からの言葉の爆発期はすさまじい勢いで、いろんな物事を吸収していきます。
父親の育児参加が、子どもの知性を高める!?
赤ちゃんの研究も日進月歩で、父親の育児参加、とくに絵本の読み聞かせや知的遊び、社会・自然など家の外への興味関心を引き出し伸ばせるのは「父親」の方が効果が高いそうです。それをまさに実感中。
2歳ともう少しで6カ月になる長男は、1~10の数字はほぼ確実に言え、認識できてきましたし、ひらがなも半分くらいは認識、自分の名前がひらがなで書いてあると読めます。最近ではABC~Zも少しずつわかるようになってきたのか、2人でドライブしていると、いろんな看板や文字が目に入ってくるのか「Sがあった」「Lがあった」とか言うようになってきました。英才教育しようってわけでもないんですが、なんせ想像以上に早いスピードで理解していくので、情報・知識を与えるこちら側が楽しくなってくるのです!
日本中の育休がとれる会社での男性の育休取得率が「2%」なんてふざけた数字は、きっと強制的にでもやらせないと改善しないでしょうから、それよりも子どもが1歳とか2歳とかのタイミングで男性も短時間勤務とかで子どもと毎日過ごす時間を確保できる社会になって欲しい、って思いました。
短時間勤務は仕事の生産性を高める!
仕事の内容にもよると思いますが、自分は相当高まってるのを感じます。夕方には確実に保育園のお迎えにいかないといけませんので、強制的に仕事を切り上げざるをえません。それが仕事のスピードを上げ、いつもなら一息入れて頭を遊ばせていた時間がだいぶ減るので、それでも仕事の納期やスケジュールはたいして変わらない、となると短い時間でやってしまうしかないんですよね。その危機感たるや、やればできるもんだなって。
独身時代は24時間自由に使えるし、定時なんて関係ないし、深夜0時まわっても関係なかったし、な働き方は、働けば働くほど仕事を捌けたので「俺、デキるやつやん」って感じがするんですが、逆ですね。短い時間で同様の結果を出した方がはるかに「デキるやつ」ですよね。
1時間あたりの生産性を意識していくと、意外に短い時間で仕事ってできるもんでした!ということで、今月産まれた次男が3歳になるまでのあと3年は、短時間勤務を模索していこうと思います。(北九州への通勤の日があるので、無理な日もありますが)
なぜ3歳かって?三つ子の魂百まで。いろんな脳科学や統計的なアプローチでの育児書にはやっぱり3歳までの期間が非常に重要だとありますからね。でも、自分の息子たちの将来もだけど、それより自分自身が毎日息子と遊べる充実度と満足感が何より最高のご褒美になってますからね!