人口減少が始まった日本では、地方より都市圏に人口が流れ、高齢化もあって「地域を担う人」が不足・不在となっています。そんな中、これまで地域づくりをしていなかった人が、どのように地域づくりに目覚めたり、活動が起こったり、継続していくのか?という「知見」をまとめ、横展開できるのか?を総務省が研究しているようです。
総務省の事業に「地域づくり人材の養成に関する調査研究会」というのがあります。令和3年度から、全国の様々な「地域づくりをしている人材が、どのように養成されるか」の事例を研究してきているようです。
この度、令和7年度は「福岡都市圏(福岡市と福津市がメイン)」が研究対象となり、今年の1月にヒアリングを受けました。(令和7年度の報告書はこちら)
地域づくり人材?
総務省は令和2年度に、「そもそも地域づくり人材ってなんだ?」という調査を、有識者とともに複数の事例を調査していました。その報告書がこちら。
この報告書に記載のある「地域づくりにおいて必要な機能・役割」

では、その地域づくりをしていくために、地域づくりをする人材に「期待される特性・能力」とは何か?

この令和2年度の報告書を読み込むと、地域づくりには
「学びの場」→「場の多様化・継続」→「ファシリテーターが重要」
と書かれているように思いました。
福岡テンジン大学の事例をもとにした大牟田わかもの会議
大牟田市より「若者による、まちづくり活動をするコミュニティを立ち上げたい」と相談いただいたとき、この総務省の地域づくり人材の調査の取り組みは知りませんでしたが、自分なりに「学びの場」「地域のことを知り、語り合う場」「機会をもたらす人」「背中をおす人」が必要だと思い、それをデザインして「大牟田わかもの会議」を立ち上げました。
そんな福岡テンジン大学の事例と、大牟田わかもの会議の事例、そして自分がどのようにこの考えにいたったか、そもそも福岡市の中でどのような経緯で今にいたるのか、について総務省の方々にお話しました。
ということで、令和7年度の報告書にはそれらの名前が出てくるので、興味ある方はどうぞ。
(令和7年度・地域づくり人材の養成に関する調査研究 報告書)
地域づくりは地域の中で渦をつくることが大事
今回、お声がけいただいたのは福岡市・福津市で地域づくり人材が養成される過程として「学びの場」をつくったり、続けたりした「ファシリテーター」の方々です。
テンジン大学以外にも、福岡市職員の学びの場、産学官民連携で学びの場を立ち上げた人、福津市で学びの場を続けている人、などなど、皆さんけっこう前から繋がっている先輩たち!
そうです。福岡都市圏は、これら「ファシリテーターが出来る人たちが、繋がりあい、学び合い、地域のことについて人材が育っていく環境」を一緒につくってきた同士たちができていたということが「報告」されています。
ファシリテーター1人がいれば良いわけではなく、学びの場が1つあれば良いのではなく、それが地域の中で「渦」として広がっていくことが大事なのだと思います。









