なぜリーダーシップ開発に「実践」が必要なのか?

2017-0712

本屋さんに並んでいる自己啓発系の本で、「リーダー」に関する本は山ほどあります。しかし「リーダーシップ」に関する本は非常に少ないです。そして、「リーダー」に関する本がそもそも自伝や個人伝記に近いものが多いことから、「人の個性が千差万別なのに、リーダーをそもそも体系化することがナンセンス」とも言えます。

 

同じように「リーダーシップ」は、その個性が解き放つコミュニケーションであるため千差万別に輪をかけて多様なため、体系化が難しいものと思います。だからか、amazonですら「リーダーシップ」で検索して出てくる本は海外の方が書いた本の翻訳本か、グロービス大学院の本など、いち大学の先生が書いたような本がほとんど出て来ない分野なので、やはり体系化がほとんどされてないものと思います。

 

日本ではリーダーシップ開発のプログラムがまだ未開発?

そもそも、「リーダー」と「リーダーシップ」の違いとは?字はなんとなく似ていますが、意味合いは全く異なります。

 

「リーダーシップとは?」を検索するとWikipediaにはこのように出てきます。

 

指導者たる地位または任務。指導権。指導者としての資質・能力・力量・統率力。

 

でもこれは英語のleadershipの訳であり、本来の意味とは少し違います。Wikipediaをもう少し見ていくと、すぐ下に「概要」があり、以下の文がありました。

 

自己の理念や価値観に基づいて、魅力ある目標を設定し、またその実現体制を構築し、人々の意欲を高め成長させながら、課題や障害を解決する行動。

 

短い文章ならがなんて上手にまとめてることでしょう!これがリーダーシップ。ここにはリーダーだろうがメンバーだろうがそんな地位や役職のことは出てきません。ようするに、上記の「行動」がどのようなカタチであれ、課題や障害を解決したり目標を実現に向けてチームをよりよいカタチに動かしていく、動かそうとする行為がリーダーシップと言えます。

 

なので、「リーダー」と「リーダーシップ」の言葉の違いも認識できていなかったら、そもそもリーダーシップを意識して発揮することなんかできませんよね。

 

リーダーシップ開発には、まず自らの個性とコミュニケーションを知るところから!

社会人向けや大学生向けに「コミュニケーション&リーダーシップ開発」の依頼が来たり、実際に大学で講義したり、テンジン大学で授業やったりしてきたのですが、リーダーシップというのが「課題や障害を解決したり目標を実現に向けてチームをよりよいカタチに動かしていく、動かそうとする行為」、つまり人へのコミュニケーションにあたるため、自らのコミュニケーションの引き出しを増やし、効果的に使い分けることができる状態を目指すことがリーダーシップ開発。

 

そのために「自らがどのようなコミュニケーションのクセを持っていて、どのような開発の余地があるのか?」をまず知らなければなりません。

 

「自分のコミュニケーションのクセ」

 

自分の身体の動きのクセなんかはトレーニングジムなどの大きな鏡で確認することができますよね。それと同じように自分のコミュニケーションのクセも他人という鏡が必要です。いろんな人に日々コミュニケーションしている中で、どのような反応、意識の変容、行動の促進が図れたか?を鏡として意識的にふりかえることができれば、自分のコミュニケーションのクセが少なからずわかってきます。

 

でもこの方法はなかなか機会が増えないのと、多様な価値観・年代の人とコミュニケーション取らないと鏡にならないので(笑)

 

客観的に、「自分のコミュニケーション」というよりそれを生み出す「自分の思考のクセ」を炙り出してくれるのが、多くの意識高いビジネスマンが実施している「ストレングスファインダー」ですね!2010年に教えてもらってから、自分もストレングスファインダーをやりました。でもこれは有料なので、もう少し簡易的なものがWEBにも転がっていますし、日本で開発されたテストもあります。

 

そんな少し簡易的なテストと、自らのコミュニケーションをふりかえったり、他者とのコミュニケーションを、対話を重ねて客観的に見たりするワークショップは、そんなに難しいプログラムでもなく、設計も簡単なのでもう少し広がって欲しいなぁと思います。

 

そんな「リーダーシップ開発」を福岡の中学生・高校生向けに展開している夢チャレンジ大学が今年も募集してますよ!申込は7月23日まで。

→ 夢チャレンジ大学


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