これからの企業ブランディングはアクティブラーニングが入ってくる!

2017-0128

渡辺通りはワタシのものです。そこの客待ちタクシー!どきなさい!横断歩道前ではいったん停止いたしバス。あっ、どうも、改めまして、バスです。

2017年1月28日(土)は、福岡テンジン大学の授業「おとなの社会科見学~福岡地元の老舗企業で1日社員体験~」を開催しました。その一幕の写真です。これは福岡テンジン大学を応援してくださる西鉄こと“西日本鉄道”とのコラボレート授業です。

 

企業ブランディングはモノを売るより難しい

インターネットは便利です。それを通じていろんなモノが売買され、会わずともお買い物ができるようになってもう20年くらいになりますね。でも、それで日本に限らず全世界の「情報量」は指数関数的に増加して、それ以前のマスコミ媒体はインターネットに「広告市場」を食われて売上を下げてきています。スマホ所有率が向上し、TwitterやFacebookなどSNSの滞在時間が伸び、企業は広告代理店とともにいろんな手段を試してきました。

 

そんな中、昔からあるのが「他社とコラボレートして話題をつくり、マスコミに取り上げてもらう」というPRの手法です。これは直接売上に繋げるというよりかは、広報・PRの面でどれだけ露出するか?という施策ですね。

 

でもこれはまだ情報発信がマスコミを狙い撃ちで、天から雨を降らせるかのごときやり方。情報の流れも一方通行で、時間軸で見ても一瞬。これだけ世の中の情報流通量が増えたら「記憶」に残すのが本当にたいへんです。そして最近、SNSを活用した広報・PRの事例もどんどん出てきています。その軸にあるのが「口コミ」ですよね。

 

「口コミ」はユーザー(いわゆる消費者)が主体的に情報発信をする、誰かにモノゴトを伝達してそれが広がっていくことですが、このリアルコミュニケーション(ネットで言うとSNS的な)は、いまだに情報の信用度でいくと一番高かったりするわけです。なので企業にとっては良い「口コミ」が生まれてくれることが、もっともよかったりしますが、まぁコントロールがとても難しいというか、ほぼできませんよね。

 

で、ここでの重要なポイントは「主体的に情報発信する」の部分!これだけ世の中の情報量が増えてしまうと、情報洪水を浴びることに慣れてしまう人が増えます。生活の流れがそう最適化されていきます。そのもっともたるものがスマホです。スマホは情報の生産より、情報の消費に最適化された道具ですよね。そんな道具に溢れた生活を送ると、常に情報を受け取る側の行動パターンが築かれます。

 

主体的な発信者になってもらうにはアクティブラーニング!

現在、教育業界でもっともホットなワードはアクティブラーニング!主体的な学びを促し、成長を自走させるには?というのを業界全体が考えています。通常、企業の広報・PRに関する体験型イベントは消費者を消費者のままでいさせるものが主流でした。というか、それしか考えられていませんでした。

 

それはなぜか?単純に、企業の広報・PR担当者は、広告代理店や良くてもPR会社とお付き合いする中で「いかに消費者にプレゼンするか?」をずーっとやってきているから、その思考パターンが染みついてるからですね。とくに広告代理店はプレゼンのプロなので、主体的な発信者になってもらうためにどんな仕掛けが必要なのか?の経験値があまりありません。

 

それはまさに、これまで一方通行で教壇に立って生徒に知識という情報をプレゼンしてきた先生たちと一緒なのです。じゃあどうすれば良いか?はい、アクティブラーニングです!そして参加者同士の対話です。

 

企業の広報・PRは、もちろん従来のマスコミからの発信はこれまでと同様に必須ですが、それだけでなく身近な消費者の中から、よりファンになってくれて、かつ「発信者になってくれる人」を育てていくという対話型のコミュニケーションがこれからはどんどん出てくると予想します。そのときに必要になってくるのは、企業のことをもっと主体的に知り・学んでもらうような「場づくり」と、対話によって得た知識を深掘りし、自分の言葉にしてもらうことで「口コミ」を生むか?のアクティブラーニングみたいなものでしょう。

 

という、長ったらしいこと書きましたが、このたびは福岡のバスと言えば・・・の企業の広報イベントを共同企画していく中で、改めてふりかえると、アクティブラーニングだったなぁーと思いました。それにしてもこの企画、すごく楽しかった~!


岩永真一(福岡テンジン大学・学長)への講師・講演依頼について

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