日記

熊本地震が起きて思ったことなど

2016年4月14日(木)の夜9時半ごろに起きた震度7の熊本を震源地とした地震(のちに前震になった)のとき、北九州まなびとESDステーションにて仕事中でした。おなじ特任教員の原水先生と学生も数人いましたが、突然全員の携帯電話がなりはじめ・・・。その後は多くのマスコミ・WEBサイト・SNSでご覧の通り。

 

自治体もスピードが問われる時代になった

今回の一連の地震において被害の大きかった熊本県内の各自治体、ではなく、その周辺自治体によっての対応の仕方にすごく差が出ていたのを感じました。SNSで市長自ら情報発信を積極的に行い、熊本への支援物資のお願いから、市職員を動員しての対応まで、正直福岡市(高島市長)の対応の速さは尋常ではなかったです。

 

16日(土)の深夜1時すぎに起きた本震で多くの被害が起こりましたが、それに伴っての支援物資(食糧や水)を集めて現地へ運搬するというのがあちこちで起こりましたが、土日を挟んだため週が明けた月曜日に「検討」をはじめ、火曜日に「募集開始」をはじめたところも多かったですが、正直「遅い」と感じました。現地では情報が常に入れ替わり必要な物資も日に日に変わっていってたようですが、それなりの組織(自治体や大学など)はやはり決定スピードが遅いのは仕方ないとしても、あまりにも福岡市が早すぎて比較してしまうのでどうしても。

 

そう思うと今後は、このような緊急事態のときの対応にその自治体の首長はじめ組織体制が目に見えてどんな状態なのかがわかってくると思いますが、バランス感覚もって組織体制にまでしっかりと構築できているかどうかは普段は全く見えないので、なんとも言えませんけどね。

 

 

あらゆるスピードが早く感じた

地震発生から本日で2週間ですが、すでに九州新幹線は全線開通。九州自動車道もGWに間に合わせるという。水道・電気・ガスの復旧も思った以上に早いスピードで進んでいるように感じます。なんでしょう、この一体感というか使命感というか。

 

SNSを見ていて思ったのが、「自分が今できることをしよう」と動いていた人がとても多い。シェアされてくる情報含めて、みんな仕事もほったらかしてるんじゃないか?と思うくらい。

 

中でも、知り合いの土木関連の人たちの情報と、ニュースで流れる情報で「高速道路も新幹線も事態は深刻」だったんですが、おそらく昼夜違わず現場では対応したのでしょう。フタをあけたらもう開通させるなんて。

 

北九州まなびとESDステーションと学生たちの動きも早かったです。

※冒頭の写真はこちらより引用

 

日本全国より物資が集まり、その仕分けを学生たちが行っていましたが、その募集をTwitterで拡散したところ1時間もたたないくらいで20人とか集まって、その日の夕方にはチームが形成され仕分け作業を。リーダー格の学生がどんどん指示して動いて、途中で休憩時にちゃんと自己紹介タイムを入れるなど。

 

 

「これからはプロジェクトの時代」を垣間見た

情報スピードがどんどん早くなる時代においては、情報の消費期限がどんどん短くなります。新しい課題が生まれては消えていく。さらに技術も日進月歩で加速的に伸びていく。こんな時代には人が固定された組織ではもはや対応できなくなってきているようです。そのため「これからはプロジェクトの時代」と言われています。

 

1つの課題につきプロジェクト(チーム)が誕生し、それが解決すると解散する。ビジネスシーンにおいても。そんなのがジワジワと目につくようになってきましたし、そんなWEB記事を見るようにもなりましたし、ビジネスの経営者(とくに30代)ですらそれを見て関心を持ち始めています。

 

そうなると、今までの時代とは違う「リーダーシップ」が求められます。それはリーダーだけではなく、リーダーのもとで動くメンバーにも。

 

九州の観光シーンを!

そんなことをふわふわと考えていましたが、個人的には物資・金銭の支援しかできていません。テンジン大学でも募金集めと、ボランティア情報などの情報発信くらいしか。一方で僕の親族が被災し、一時期避難所生活を送り、家に亀裂が入り雨が降って雨漏りしたと言っていました。が、今ではボランティア側にまわって地域を支える人材になっているようです、すばらしい。

 

他方では、「九州全体危ない」と思われているのか、九州各地の宿泊所(旅館・ホテル)がけっこうキャンセルが出ているようです。海外からのツアーはまぁ仕方ないとしても、観光収支でダメージを受ける方が地震よりツライと思う人たちがいることもあるので、「九州大丈夫だよ!」なメッセージというか、九州に来てお金落としてね!これなくても物買ってね!なメッセージがこれからどんどん出てきてくれそうな気がします。

 

きっと東北大震災のときはもっとだったんだろうなぁ。あのときは募金と、現地産のモノを買うとかしかできなかったもんなぁ。



関連記事

  1. 日記

    全国有数の柿の生産地“朝倉”が絶望的だそうです

    平成29年7月の九州北部豪雨。僕がその「異常な雨」に最初に気付かされた…

  2. 教育・人材育成

    これから消える仕事・生まれる仕事

    「あなたの仕事は何ですか?」と質問されたとき、僕は一言で言い表せる答え…

  3. 日記

    落水洋介という100万人に1人の逸材!

    彼と前にあったのは確か3~4年くらい前、福岡市中央区今泉の路地一本入っ…

  4. 日記

    1年後はわからない、不確実性がより高まっている

    前回の記事からはや1カ月経っておりました。でもこのたった1カ月の間に、…

  5. 日記

    シン・ゴジラに思考させられた夏

    8月に入ってすぐ、東宝の映画「シン・ゴジラ」を無理やり時間をつくって観…

  6. 働き方・ワークスタイル

    絵本を作った、働き方を変えた、2017年をふりかえってみる

    2017年が終わろうとしている。思えば2016年の暮れだったか、テンジ…

絵本をつくりました

福岡テンジン大学関連

ファシリテーター関連

教育・人材育成のおすすめ

最近の記事

  1. ファシリテーター

    ファシリテーション講座~ビジネスでも地域でもこれから必要となるスキル?~
  2. 地域・まちづくり

    スタートアップカフェが1周年!と特区について
  3. 働き方・ワークスタイル

    男性として育児休業を数日間とってみて思ったこと
  4. 教育・人材育成

    未来の教室を考える~これからの教育はどうなっていくのか?~
  5. 働き方・ワークスタイル

    二枚目の名刺?11年前から持ってましたけどなにか?
PAGE TOP