岩屋城の戦いを体験する企画

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11月22日(土)にテンジン大学の授業で、太宰府にある岩屋山に登ってきました。この日は天気もよく、頂上では最高の眺めでした。

 

 

歴史に詳しくない人に来てもらう企画

今回の授業は、企画と当日の歴史ガイドは僕自身が務めさせていただきました。授業のタイトルは「休日のタイムトラベラー、目指せ九州制覇☆あの小さな山へ攻め上ろう」です。うん、これだけ見ても歴史って感じがあんまりしませんね。実際にこの告知のページの文章にはこんな感じのことを書きました。

 

ときは戦国時代。

織田信長が本能寺で倒れ、再び「天下」を目指して

多くの兵(ツワモノ)たちが再び覇を競いはじめました。

 

ここ九州では、三国志と言えるような

3つのツワモノたちが競い合っていました。

そんな中、抜け出したのが鹿児島の「薩摩」より出てきた軍団。

今回あなたは、このすこぶる強かった軍団の一員として

九州制覇するために博多エリアを目指しやってきました。

そこに立ちふさがるのが、今の太宰府市にある

岩屋山に立て籠もった1人の勇者とその部下約700人。

 

そうです、今回のテーマは「お城を攻める」

を登山として体験するタイムトラベラーです。

(参照 : [休日のタイムトラベラー]目指せ九州制覇☆あの小さな山へ攻め上ろう)

 

おっ、ちょっと歴史な感じがしますね。ですがフタを開けてみると・・・。この授業になんと21名の申込があり、定員10名にしていたのでそれくらいの人が集まるような告知内容にしたんですが、思ったより集まってしまいました。厳正なる抽選の結果・・・、当日は16名集まりました。そして男女比はなんと3:13。年齢構成でいくと、30代がメインで、20代・40代がいました。それ以上は50代の男性が1人いたくらいです。

 

 

参加の理由は歴史じゃないけど、歴史を知る機会

今回の授業は、岩屋山という戦国時代に屈指の戦闘があった「岩屋城の戦い」を題材にし、麓にある観世音寺を出陣して本丸を目指し登山していきました。天候と季節のタイミングが最高だったのか、もう紅葉がたまらなくキレイでしたね。

 

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参加の理由を聞いてみると、「久々に登山したかった」という女性が一番多く、次いで「知らない福岡の歴史を知りたい」が多かったです。そうです、キッカケは違うジャンルのものでもいいんです。歴史ってなかなか自分で調べることなんてないですし、ましてや専門家から聞く機会もありません。だから、こんなポップな体験型のイベントであれば「ツタエル」ことができるんですね。

 

 

コースは一応、ポイントを押さえて

専門家ではないんですが、ガイドを務めました。高校生のときに初めてこの山に登り、岩屋城の戦いの歴史を知り、それからちょこちょこと調べまわっていましたので、そんな知識ですが、「知らない人」へのガイドくらいできます。観世音寺にもきっとどこかの部隊が陣を置いたことでしょう。そこから登山スタート!

 

道中、明らかに「石垣」があります。ただ、いろいろ調べたんですが、この石垣が当時のものかどうかはわかりませんでしたけど、山の中に急に勾配がきつくなるところに人工的な石垣がありました。続いて、高橋紹運公とその家臣たちの墓。そして頂上!ここでは休憩してお湯を沸かしてコーヒータイム。

 

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頂上では、攻め落としたぞー!と集合写真

 

下山して立ち寄ったのが崇福寺別院。ここは岩屋城の戦いで荒れていたのを、黒田家が筑前入りしたあと、福岡城築城時に一時太宰府に住んでいた黒田官兵衛・長政がきっと昵懇にしていたのか?後に長政によって博多区千代に移され、菩提寺にもなっています。最後に西正寺へ。ここは、落城前に高橋紹運公の命令により城を出た家臣が、玉砕した主や家臣たちを弔うために建立したと言われるお寺で、いまでも毎年落城日の7月27日に法要が行われています。そしてここで解散!

 

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西正寺の前にて、アンケートをとって解散

 

僕も歴史が好きなので、今後もこんな感じで「歴史知らないけど、おもしろそうなら行ってみよう」という人向けの授業を企画していきたいと思います。こんな感じで、「興味のない人へいかにツタエルか」の集客や販促施策も同じような手順で作られていくので、テンジン大学は本当に巨大な実験の場でもありますね。

 

 


岩永真一(福岡テンジン大学・学長)への講師・講演依頼について

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